2015年11月21日

若尾利貞 志野焼 食器7種

若尾利貞さんの食器7種を紹介いたします。


以前、若尾利貞さんの「鼠志野おもだか文徳利」を紹介した時も言いましたが、私は若尾利貞さんの作品がとても好きです。
特に若尾利貞さんの鼠志野には、理屈抜きで惹かれます。
「欲しい」といつも思っております。


そんな中で出会ったのが、この食器たちです。


若尾利貞食器1.JPG


若尾利貞食器2.JPG

志野長方皿 横 23cm  縦 11,5 cm  高 3cm



若尾利貞食器3.JPG

志野小鉢 径 12cm 高 7cm



若尾利貞食器4.JPG若尾利貞食器5.JPG若尾利貞食器6.JPG

鼠志野皿3枚 径 約15cm  高 3cm



若尾利貞食器7.JPG

湯のみ 口径 7cm  高 8,5cm



若尾利貞食器8.JPG

ぐい呑 口径 6cm  高 6cm




かなり予算オーバーでしたが「欲しい病」に勝てなくて、無理をしました。
自分のものにした時は、そりゃもう!嬉しくて、ワクワクドキドキで、早く帰って眺めたくて仕方がありませんでした。


眺めていると、満足感で自然に頬がほころんでしまいます。


若尾利貞さんの鼠志野は独特です。
桃山志野に魅せられ、地元の製陶工場に勤めながら独学で陶芸を学び、その陶技を身につけたそうで、今や志野焼の第一人者とまで言われております。


ここに紹介した食器は、いずれも切れのある形成と深みのある色あいで、味わいの深い顔をしております。


若尾利貞さんの器は、膳の格を上げるような気がします。
後は、使う側のこちらの技量あるのみです。





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2009年10月10日

針生乾馬 堤焼 粉引窯変徳利

堤焼「乾馬窯」四代目、針生乾馬さんの窯変徳利です。

堤焼は宮城県を代表するやきものです。
開窯のころは、十数件の窯があったが、今は針生家一軒だけになってしまいました。
 
堤焼といえば「なまこ釉」を思い浮かべますが、これは粉引窯変徳利です。

ほんのりぽーっと現れた赤褐色の肌に惹かれて手にしました。
 

針生乾馬徳利4.JPG針生乾馬徳利3.JPG
針生乾馬徳利2.JPG針生乾馬徳利1.JPG


胴径 10cm
高  15cm



ずんぐりとした形で、見るからにおおらかな味わいが漂う。
落としても割れそうにない厚手で丈夫なつくりが、持つ手にずっしりときます。

轆轤目をつけて持ちやすくしているところに作者の気持ちが読める気がすると言ったら生意気でしょうか?
 
酒のみは、酒を注ぎながら撫でたり、垂れた酒をすりつけたりして、しょっちゅう触っては器の器量をあげているわけで、この徳利の肌も大分とろりとして、色艶が出てきました。

貫入がくまなく入り、味わい深く成長してきたと満足しています。



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2009年05月05日

會田雄亮 練上角皿(矢羽根青)

會田雄亮さんの練上角皿を紹介します。

色の違う粘土を組み合わせて模様を作る、練り上げ技法を取り入れた角皿2枚です。

文様は矢羽根青です。青の矢羽根模様が、あたかも寄木細工を思わせるように整然と並んでおります。
絵付けとはまた一味違った独特の雰囲気があります。



会田雄亮練上角皿1.JPG会田雄亮練上角皿2.JPG会田雄亮練上角皿3.JPG
会田雄亮練上角皿4.JPG会田雄亮練上角皿5.JPG会田雄亮練上角皿6.JPG


  大 21cm×20cm   高 3.5cm 
  小 17cm×16.5cm  高 3cm


この練上角皿を目にした時、不思議な世界を見たような感じがしました。
手の込んだ繊細な文様に、規成概念にとらわれない斬新なデザインを見たようで、「これからの新しい器なのかなあ」と思ったものです。

こういう器は、「さあ どう盛り付ける?」と使う方が技量を問われているような感じがします 。
使ってよし。飾ってよし。という器は、盛り付けが難しいと思うのは私だけでしょうか?


會田雄亮さんは、「練り上げ」で定評がありますが、陶壁、公共モニュメントの創作活動で多くの人に高い評価を得ている陶芸家でもあります。

また「違いのわかる男」っていうコーヒーのコマーシャルに、さも陶芸家らしくないスタイルで出たことがありました。
とても評判がよく、私も好きなコマーシャルでした。( ちょっと古い話ですが )


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2009年03月15日

兼田昌尚 刳貫徳利

兼田昌尚さんの刳貫徳利です。

粘土のかたまりの内側をくりぬいて作られた「刳貫」技法の徳利です。
轆轤では表現出来ない大胆な形をしており、かなり存在感があります。

 萩焼と言えば、「柔らかい」とか「優しい」という印象がありますが、兼田昌尚さんの萩焼は「力強い」とか「迫力」とかの言葉が合いそうな感じがする。と以前ぐい呑を紹介したことがありましたが、この徳利も削り取って出来た稜線が、力強く、見る者に迫力を感じさせます。(写真では、いまいち迫力に欠けますが、目の前にすると圧倒されます。)



.兼田昌尚萩刳貫徳利2.JPG兼田昌尚萩刳貫徳利3.JPG
兼田昌尚萩刳貫徳利4.JPG兼田昌尚萩刳貫徳利5.JPG

  口径 4.5cm
  胴径 9cm
  高  14cm


表面は萩焼の特徴である白い釉薬をどっぷり掛けてあります。
片面の肌には、ほんのりとラベンダー色の窯変が浮かぶ。
そこに艶っぽさを感じて、見た瞬間心が動かされ手にした徳利です。

この徳利は、口元がかなり広く出来ており、豪快に酒を呑めそうで、酒豪向けかな?

気に入りの酒器で、独り酒を呑む。
「いいもんだなあ。独り酒とは」と至福の時間に浸りながら。
こんな夜は、つまみなど何もなくともいい。などと思いつつ妄想にふけながら呑む。
「こういうのもいいなあ」 と。


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2008年09月07日

山本壹楽 清水焼 金彩七宝文湯碗

山本壹楽さんは、平成二年に二代壹楽を襲名された方です。

作品には、すべて彫りが施されていて、それにより手に持った時、滑りにくく持ちやすくなっております。
彫りの上に描かれた文様は、独特な発色を見せ重厚な作風になっております。

壹楽には、こだわりがあります。
茶碗の縁に口紅が巻かれております。それがあることで器を引き締め絵柄も引き立って見えることになります。
見込みの中央には、壹楽の特徴でもある彫りによる線筋を入れてあります。
高台の仕上げにも、こだわってカンナで細かい段差を付けてあります。



壱楽P1010001.JPG壱楽P1010002.JPG壱楽P1010003.JPG
壱楽P1010004.JPG壱楽P1010005.JPG

口径 8.5cm
高  6cm



この湯飲み茶碗も、七宝文が緻密に描かれた上に、口紅、線筋があります。その手の込みようは一目で壹楽と分かります。

聞くところによると、清水焼の窯元の中で一番名前が通って高級な窯と言われているとか。

この湯飲み茶碗は、京焼の展示会で求めたものです。
展示会場を一回りして「これしかないでしょう!」と手に持ってしまいました。


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2008年08月17日

藤田喬平 手吹レースガラス鉢

こんにちは。今日は藤田喬平さんの手吹レースガラス鉢をご紹介します。

藤田喬平さんは、古くからのヴェネチアガラスの技法を和食器に取り入れ、和風のガラス工芸美を世界的に広めた作家です。

和風のガラス工芸美とヴェネチア伝統の技を一つに溶かし合わせて、独自の美を追求し「レースガラス」を創り出しました。


藤田喬平レースガラス鉢01.JPG藤田喬平レースガラス鉢02.JPG
藤田喬平レースガラス鉢03.JPG藤田喬平レースガラス鉢04.JPG

口径 16cm
高  6cm


これが手吹のレースガラス鉢です。
華麗で繊細なレースをガラスに埋め込んだかのような幻想的なきらめきを放っております。

あまりに美しくて、そっと飾って眺めていたいような作品です。

もし使うとしたら、風の音や雲の流れに秋の気配を感じ、季節が夏から秋へと変わるころ、このレースガラス鉢にデザートの果物を盛りましょうか。

残暑なんてすっかり忘れてしまうでしょう。


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2008年08月03日

隠崎隆一 備前焼 徳利とぐい呑

隠崎隆一さんの徳利とぐい呑です。

隠崎隆一さんの作品は、奇抜な造形でありながら、洗練されたフォルムで多くの人を魅了しております。
誰をも虜にし、その人気はとどまる事を知らずと言ったところです。



隠崎隆一徳利P1010001.JPG隠崎隆一徳利P1010002.JPG
隠崎隆一徳利P1010003.JPG隠崎隆一徳利P1010004.JPG



この徳利は、三つ足で、膨らんだ三角形をしております。
思い切り面取りをしたような独創的な形をしております。
横にして焼成したのでしょうか、一面に貝の跡が見られ、そこが又ホッとする景色となっております。




隠崎隆一ぐい呑P1010005.JPG隠崎隆一ぐい呑P1010006.JPG
隠崎隆一ぐい呑P1010007.JPG隠崎隆一ぐい呑P1010008.JPG



このぐい呑は、やや大振りですが、持つとしつくり手になじみます。
手触りがよく、表情のある形に惚れました。

この徳利とぐい呑は、独り酒で手酌で飲みたいと思う。器の声を聞きながら自分自身と会話をしながら・・・・


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2008年06月22日

鈴木爽司 京焼 色絵山茶花文扁壷

こんにちは。


今日は鈴木爽司さんの京焼 色絵山茶花文扁壷をご紹介します。

鈴木爽司さんの作る扁壷は、独特の形をしております。 
洗練された美しい形の扁壷を見ているだけで楽しいし、心が満たされます。

壷や皿はほとんど紐造りの手捻りで作るそうです。

図柄は、花鳥画が主流で、季節ごとに咲く花や木々に宿る鳥をスケッチし、そのスケッチから文様を導き出すそうです。



鈴木爽司壷P1010001.JPG鈴木爽司壷P1010002.JPG
鈴木爽司壷P1010003.JPG鈴木爽司壷P1010004.JPG

胴径 21cm×15cm
高  25cm



この壷に描かれた山茶花も、現場に出てスケッチをし、絵にされたのでしょうか?
山茶花の花が生き生きと描写されていて、いかにも鈴木爽司さんらしいセンスに気が惹かれます。

山茶花は、花の無い時期に咲く耐寒性のある、椿に似た花です。
山茶花の花の咲くころ、この壷を愛でたいと思います。



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