2006年07月31日

源右衛門窯 染錦桐絵角平皿と銘々皿

こんばんは。

今日は源右衛門窯の染錦桐絵角平皿と銘々皿をご紹介します。

この作品はべた底の染錦桐絵角平皿と銘々皿になります。
見込みには、白磁を背景に内外側面は染付け濃みにおおわれて、規則正しく並んだ桐の絵が上品な色合いで描かれております。

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大  横 29cm 縦 22cm 高 2.8cm
小  横 16cm 縦 12cm 高 2cm

源右衛門窯の呉須の色は、他窯では見られない特色を持っていることは、以前、染主彩波涛文皿でも紹介いたしましたが、呉須の原石を昔使っていたそのままの臼で、毎日手で回して摺り続けること10日間。10日間でやっと絵付師が毛筆に含ませて描くことの出来る絵具になるそうです。こんな手間隙かけた高価な呉須を使っている窯は他に見ることが出来ないそうです。それほど源右衛門窯では呉須にこだわっているようです。
そのこだわりに惚れたファンが多いのも分る気がいたします。




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2006年07月30日

食卓の小物 箸置

こんにちは。

今日は小さいけれど、食卓の雰囲気を変えるのが小物、箸置をご紹介します。文字どおり、箸を置くだけのちょっとした小道具ですが、形や柄ひとつで、ゴージャスになったり、ラフなテーブルになったりするほど影響力があると思います。

季節感あふれる食卓を演出するなら、箸置は名脇役で必需品です。いつもの食器もおもてなしのイメージに変えられたりするので便利だと思います。もみじ、月など季節感を表した具象的な形や柄が多くあって、小さな箸置ひとつで四季の演出が出来ます。そんな訳で箸置をいろいろ集めるのも好きです。出張や旅行に行った時、目にとまったものがあれば迷わず買ってしまいます。ここに紹介しました箸置は、そうして集まってきたもの達です。
雑多なものですが、結構食卓にワンポイントとなる、おしゃれな味付けをしてくれております。


食卓の小物 箸置1.JPG食卓の小物 箸置2.JPG食卓の小物 箸置3.JPG
食卓の小物 箸置4.JPG食卓の小物 箸置5.JPG



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2006年07月28日

丹羽良知 振分窯変徳利と盃

こんばんは。

今日は丹羽良知さんの振分窯変徳利と盃をご紹介します。


丹羽良知 振分窯変徳利と盃1.JPG丹羽良知 振分窯変徳利と盃2.JPG
丹羽良知 振分窯変徳利と盃3.JPG丹羽良知 振分窯変徳利と盃4.JPG

徳利 胴 9cm    酒盃 口径 8.5cm
   高 13cm        高 4cm

この酒器が、丹羽良知さんが考案した「振分窯変徳利」です。
徳利の口から胴までが黒、胴から下は青みをおびた灰色へとぼかしてあり、墨絵を想わせる美しい作品です。
全体に細かい貫入があり、育てるのがとても楽しみな徳利です。
盃の外側は、口辺が明るい灰色で、底に行くにつれて濃い灰色からビードロ状へと変化しています。そして見込みの釉止まりが見事な景色を作っており素晴らしい盃だと思います。徳利はぼかしが気に入り、盃は見込みの景色がよくて求めたものです。


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2006年07月26日

中村清六 色絵蓋付湯のみ茶碗

こんばんは。

今日は中村清六さんの色絵蓋付湯のみ茶碗をご紹介します。
   
当代随一の轆轤師といわれる中村清六さんは、県重要無形文化財や労働省が指定する現代の名工にも選ばれ、白磁造りでは第一人者の陶芸家であります。そんな中村さんが常に心掛けているのが「芸・技・用・美」を兼ね備えた器づくりだそうです。「湯のみ一つとっても、ふんわりと持ちやすく、お茶がきれいに飲めるよう、使う人のことを考えています。」と 90歳になろうとする今も作陶に意欲的に取り組んでおります。毎年開催される伝統的工芸品公募展では、ただ一人、毎回のように入賞を果たしておりますが「作品に満足していたらダメになってしまう。」と どこまでも自らに厳しい方です。 


中村清六 色絵蓋付湯飲み茶碗1.JPG中村清六 色絵蓋付湯飲み茶碗2.JPG中村清六 色絵蓋付湯飲み茶碗3.JPG
中村清六 色絵蓋付湯飲み茶碗4.JPG中村清六 色絵蓋付湯飲み茶碗5.JPG

口径 8.3cm   蓋径 9.5cm
高 5cm     蓋含 7cm 


この中村清六さんの色絵蓋付湯のみ茶碗は、卓越した轆轤の技から生まれ てきた形のよい白磁に、はっとするような赤の牡丹の花が柿右衛門様式で描かれております。とても気品があって見る人にゆとりと豊かさを与えてくれます。とても大切にしている大好きな湯のみ茶碗です。




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2006年07月24日

松浦松夫 桜吹雪半酒器

こんばんは。

今日は松浦松夫さんの桜吹雪半酒器をご紹介します。

ガラスは夏を語る器です。透明感と清涼感が涼を呼びます。目にも涼やかなガラス器は、器の中で最も季節感を表現できる器と言えるのではないかと思います。透けて見えること、清涼感を誘うこと、清潔感があること、光を受けて輝く美しさは、陶磁器や漆器などの不透明な素材の器とは異なる最大の特色があります。


松浦松夫 桜吹雪半酒器1.JPG松浦松夫 桜吹雪半酒器2.JPG
松浦松夫 桜吹雪半酒器3.JPG松浦松夫 桜吹雪半酒器4.JPG

徳利  胴径 8cm 高 13cm
盃  口径 5.5cm 高 5cm

この半酒器は、松浦松夫さんの作品で、桜吹雪文のグラヴィール彫刻を施した徳利とぐい呑です。

全体に赤いガラスを薄く被(き)せかけて、ガラス表面に桜の花をぼかしながら削り出しております。華やかさと艶のある桜色のきらめきが魅力的で、食膳にそれがあるだけでパッと輝き、華を添えてくれます。

グラヴィールとは、小さな純銅の円盤を回転させながら、ガラス器に彫刻を施す方法です。この円盤の先端には研磨剤(金剛砂)を油で練ったものを塗ってガラス表面に文様を彫りこんでいく技法で、艶出し、ボカシなどにより、繊細で陰影に富んだ表情を作り出すことが出来ます。近世ヨーロッパの伝統技法であったがその技術は非常に難しく、今日では高級ガラス製品にのみ使われている彫刻加飾技法です。


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2006年07月23日

料理と一緒に・・・

こんにちは。

久しぶりに料理と一緒に作品を紹介します。


晩酌1.JPG晩酌2.JPG晩酌3.JPG
晩酌4.JPG晩酌5.JPG

徳利とぐい呑は、大嶋久興さんの美濃唐津徳利と粉引双耳盃です。
片口は、浜田純理さんの窯変粉引片口鉢を使いました。
美濃唐津徳利のすっきりした鉄絵がとてもさわやかで、ちょっと夏向きな雰囲気があります。

お酒は、地元出羽桜「雪漫々」を奮発しての晩酌です。それも「五年氷点下熟成酒」です。マイナス五度の酒眠蔵で、五年間ゆっくり、ゆっくり熟成したまろやかな味わいのお酒です。
 
徳利の口周りは皮鯨になっており、絵付けも絵唐津を思わせます。美濃で焼かれた唐津風とでもいうのでしょうか?
粉引双耳盃も、なまずと水草の絵が夏を思わせなくもないしと、これ又こじつけです。浜田純理さんの窯変粉引片口は、「雪漫々」を冷やで呑む量に丁度よい大きさで、形、デザインがよくてこの時は話題を独り占めでした。

酒のつまみは、にがうり(ゴーヤ)の煮物、しらたきと豚肉とピーマンの辛み炒め、わかめとアスパラとトマトのサラダです。


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2006年07月22日

大嶋久興 織部手付鉢

こんにちは。

今日は大嶋久興さんの織部手付鉢をご紹介します。
  
手付鉢とは、持ち手が付いた鉢のことです。万一の破損を考えての心がけとして、通常は持ち手を持たず器の底を持つようになっています。個性的な鉢なので、一品料理を盛ると映えると思います。


大嶋久興 織部手付鉢1.JPG大嶋久興 織部手付鉢2.JPG
大嶋久興 織部手付鉢3.JPG大嶋久興 織部手付鉢4.JPG

径 21cm×19cm
高 6.5cm   最高(持ち手含)16cm


この鉢は、大きさが手ごろだし、形、色合いがよくて、ひと目見て気に入りました。見込みに描かれた絵も、あっさりして、さり気ない所が好きですし、鉢の側面の波の絵が掻き落としの技法で描かれている所もいいし、なんと言っても織部釉の緑が綺麗でいいと思います。

その辺に惹かれて手に入れたのですが、いざ盛り付けてみると中々うまく出来ないものです。この手付鉢に合う料理を作れるようになって、うまく盛り付けることが出来るようになりたいと思うのですがいつのことやらこの手付鉢は、ここぞと言う料理を盛るときに使いたい鉢です。



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2006年07月19日

川井明子 片口鉢

こんばんは。

今日は川井明子さんの片口鉢をご紹介します。

川井さんは以前ご紹介した川井明美さんのお母さんになります。
川井さんは子供のころの備前の土の匂いが忘れられず、家業(窯元)の手伝いをしながら父・故初代小西陶古より秘技を自然のうちに体得したそうです。

「轆轤(ろくろ)以外の手で造る作品と、ひたすら土味を愛し、窯変を生かすことに努めています。」と言い「大切なのは土作りです。いい土はやきものになっていい土味を出し、使えば使うほど土味が深まります。」とのこと。


川井明子 備前焼片口鉢1.JPG川井明子 備前焼片口鉢2.JPG
川井明子 備前焼片口鉢3.JPG川井明子 備前焼片口鉢4.JPG

 径 17cm  (口先含20cm)
 高 8cm

この片口鉢の土味は、きめ細かくねっとりとした感じがします。土味と同様、川井明子さんが大切しているのは、使い心地だそうです。使う立場になって作る食器はシンプルで温かく、女性らしい繊細な心配りがなされております。その辺が人気の的になっているのかも知れません。
この片口鉢には、耳が付いております。耳が付いている片口鉢は珍しいと思います。
見込みは牡丹餅の手法を使っており、表は炎の流れを感じる窯変です。
使い勝手のよさそうな片口鉢です。


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2006年07月18日

杉本泰雄 硝子酒器

こんばんは。

今日は杉本泰雄さんの硝子酒器をご紹介します。

杉本泰雄さんはアール・ヌーヴォー、ドーム兄弟の作品に出会い、その魅力に惹かれて硝子の世界に入ったのだそうです。硝子工芸教室を開校し、各地にて個展・硝子展を開催され美術展等で入選、入賞を重ね活躍されている方です。 


杉本泰雄 硝子酒器1.JPG杉本泰雄 硝子酒器2.JPG杉本泰雄 硝子酒器3.JPG
杉本泰雄 硝子酒器4.JPG杉本泰雄 硝子酒器5.JPG

ワイングラス  口径 6.5cm   高 12cm
ビールグラス  口径 5.5cm    高 10.5cm
猪口 口径 5.5cm   高5cm


この作品は、杉本泰雄さんの個展が山形で開催された時に出会いました。
模様の部分が浮彫りにされていて、光を通して現れるガラスの色の重なりがきれいだなぁと思いました。

青色が涼しげで、「やっぱり夏はこれかな ! 」と手に入れてしまいました。
お会いして話をする杉本泰雄さんは、始終にこやかで、物静かで、温厚そうな方でした。作品つくりのいろいろな苦労話なども聞いてきました。

この杉本泰雄さんの硝子作品は、サンド・ブラスト技法によるものです。ワイングラスは、透明なガラス生地の外側に、1つは青色ガラス、もう1つはエンジ色ガラスを被せて、口辺部分と花の花弁を残しサンド・ブラストしております。ビールグラスと猪口は、青色を被せ、ビールグラスの朝顔の花と、猪口は雪の結晶の模様を残し、それ以外の部分をサンド・ブレストすることにより、被せてある青色ガラスが削り落とされて、模様の部分がきれいに浮き出ております。



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2006年07月16日

桑原春吉 西山焼 小鉢

こんにちは。

今日は桑原春吉さんの西山焼 小鉢をご紹介します。

「窯は、湿度、温度など季節によって、炎の調子が変わるので、計算しきれない。焼いてみないと分からない部分が多い。ここ西川町の土は面白い土でいろんな表情を出してくれる。」と桑原春吉さんは言います。

桑原春吉 西山焼小鉢1 .JPG桑原春吉 西山焼小鉢2.JPG桑原春吉 西山焼小鉢3.JPG
桑原春吉 西山焼小鉢4.JPG桑原春吉 西山焼小鉢5.JPG桑原春吉 西山焼小鉢6.JPG

口径 10cm
高 5cm

この小鉢も、西川町の同じ土、西川町の岩石を砕いて作る同じ釉、そして同じ場所に窯詰めしても、炎かぶりで様々に変わっています。

形成後、乾燥のために並べてあるのを見ると、みな同じようなものだったのに、焼成されて窯から出てきたものが、ひとつひとつがこれほど違って出来てくるとは、びっくりさせられます。
そこには、桑原春吉さんが言うように計算しきれない偶然の力があると言うことなのでしょうか?

西山焼の大きな魅力がそこにあるような気がします。
西山陶土の独特な土味と、素朴な作者の性格が一つに融合し、て出来る作品は渋みを帯びて、いかにも味わい深いものになっており、私は大好きです。


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2006年07月15日

とうあん 銀彩汲み出し茶碗

こんにちは。

今日はとうあんの銀彩汲み出し茶碗をご紹介します。

「とうあん」の展示場に入ると、別世界に来たような「とうあん」ワールドで不思議な感覚に見舞われてします。

あまりにも描かれている花々が見事で、綺麗で、どれもこれもが欲しくなってしまい、予算の範囲内で選ぶのが難しくなります。
同じような花の絵のものを、いくつも持っているのに、見ると又欲しくって
どうしても気持ちを抑えることが出来なくなってしまいます。これはもう病気ではないかと思います(笑)。


とうあん 銀彩汲み出し1.JPGとうあん 銀彩汲み出し2.JPGとうあん 銀彩汲み出し3.JPG
とうあん 銀彩汲み出し4.JPGとうあん 銀彩汲み出し5.JPGとうあん 銀彩汲み出し6.JPG

口径 9cm
高  4.8cm

この銀彩汲み出し茶碗も、病気の虫が騒いで買ってしまったものです。
「この大きさが手ごろだし、白掛とか黒塗の湯のみ茶碗は持っていても、銀彩のこの形のものは持っていないから欲しい。」といろいろと理由を考えてしまうものなんですよね(笑)。

汲み出し茶碗の外側は、銀彩をバックに沙羅、牡丹、秋草、桜、椿の花が「とうあん」らしい華麗な色釉で描かれていて、内側には白化粧刷毛塗してあり、花一輪が可愛らしく描かれています。

以前に銀彩玉湯のみを紹介いたしましたが、その時の花の絵と同じ花の絵が描かれていますが、形が違っています。玉湯のみの口とは反対に、外側に反っております。

銀色が酸化し、ゆっくりといぶし銀のように落ち着いた色に変化していくのを楽しみたいと思っています。


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2006年07月14日

渡辺秋彦(雷神窯) あけびつる手つき鉢

こんばんは。

今日は渡辺秋彦さんのあけびつる手つき鉢をご紹介します。

灰釉が窯の中で溶けて垂れかかり、渋く面白い景色を描き出している鉢です。その鉢に、あけびのつるで編んだ手がついております。


渡辺秋彦 手つき鉢1.JPG渡辺秋彦 手つき鉢2.JPG渡辺秋彦 手つき鉢3.JPG
渡辺秋彦 手つき鉢4.JPG渡辺秋彦 手つき鉢5.JPG

鉢口径 22cm×19cm
鉢高 8.8cm   最高(手を含む) 25cm

あけびのつるは、雷神窯のすぐ裏にある千歳山から採ってきたものだそうです。鉢の色といい、つるで編まれた手といい、自然がいっぱいと言う感じがして、癒される器です。
みかん等を盛ってテーブルに置くと、ホッと和みます。


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2006年07月12日

吉田萩苑 茶器揃

こんばんは。

今日は吉田萩苑(よしだしょうえん)さんの萩焼 茶器揃をご紹介します。
 
吉田萩苑さんは、人間国宝十代休雪(三輪休和)に師事し、萩市玉江に玉隆山窯を開窯。茶陶中心に作陶をされている方です。


吉田萩苑 萩焼茶器揃1.JPG吉田萩苑 萩焼茶器揃2.JPG吉田萩苑 萩焼茶器揃3.JPG
吉田萩苑 萩焼茶器揃4.JPG吉田萩苑 萩焼茶器揃5.JPG吉田萩苑 萩焼茶器揃6.JPG

宝瓶 10.5cm(注口含)×8.5cm 高 9.5cm(蓋含)
湯冷まし 12cm×8.5cm 高 6.3cm
湯のみ茶碗 口径 5.8cm 高 6.5cm


この茶器揃は、どこにも目の引くような派手さは無いのですが、何故か引き寄せられるやきものです。
変化をつけているとすれば、宝瓶と、その蓋に轆轤目をはっきり出しているところと、蓋のつまみをダイナミックにしているところです。
土のざんぐりとした手触り、ぼってりと掛けられた釉薬、灰青色釉をアクセントとして見せながら、萩焼独特の温かみのある枇杷釉が、ほのぼのとした色調になっていているところが気に入って手に入れた茶器揃です。
六客ある湯のみ茶碗のうち、一客だけ使用しましたので、貫入を通して吸水性の高いざんぐりとした土に茶が入り、器の色調が変化してきているのがわかります。(未使用のものといっしょに並べて写真を撮りましたが、わかるでしょうか?)
湯のみ茶碗の高台に、一部切り取られた感じに変化をつけてあるのも萩焼の特色です。これは、一ヶ所に切り込みをいれた切高台です。ざんぐりとした土を見せており味のあるものになっております。

一ヶ所に切り込みをいれた切高台
二ヶ所に切り込みをいれたもの割高台
その他三割高台、桜高台などがあります。




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2006年07月10日

奥川俊右衛門 唐子酒器セット

こんばんは。

今日は奥川俊右衛門さんの唐子酒器セットをご紹介します。

これは、以前唐子平皿を紹介したとき、次回はスタイル違い唐子絵の徳利とぐい呑を紹介します。と言った時の酒器セットです。
有田焼特有のきれいで上品な白磁に唐子の絵が手描きで描かれています。
唐子絵は全部絵柄違いになっていて、目を楽しませてくれます。

唐子絵とは、かわいい唐(中国の古称)の子供達が遊んでいる様子を描いたものです。唐子の数が多く描かれることによって「子孫繁栄」「家系繁栄」を表すものらしく、かつては献上唐子と言われ、献上する相手の地位により唐子の数が決められていたそうですが、これは、そう言う謂れとは関係なく無心に遊ぶ唐子の絵を文様としたものです。
唐子の絵を見てかわいいなぁ と思って、最初は水割りセットの水差とアイスペールを、そして次に徳利と盃を特注して作っていただいたものです。
楽しげに遊ぶ唐子絵は、食卓にも楽しさを与えてくれます。


奥川俊右衛門 唐子酒器セット1.JPG奥川俊右衛門 唐子酒器セット2.JPG奥川俊右衛門 唐子酒器セット3.JPG
奥川俊右衛門 唐子酒器セット4.JPG奥川俊右衛門 唐子酒器セット5.JPG奥川俊右衛門 唐子酒器セット6.JPG
奥川俊右衛門 唐子酒器セット6.JPG奥川俊右衛門 唐子酒器セット8.JPG奥川俊右衛門 唐子酒器セット9.JPG

アイスペール 径12.5cm、高13cm
水差 口径7.5cm、(注ぎ口含)10.cm、高 19cm
徳利 径(大)8cm、(小)4.5cm、高 14cm
盃 口径 6cm、高 4cm


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2006年07月09日

加藤健 鼠志野徳利とぐい呑

こんにちは。

今日は加藤健さんの鼠志野徳利とぐい呑をご紹介します。

 鼠志野は、器に鉄釉で化粧掛けをしてから、すばやく箆で掻き落として絵柄をあらわし、さらに長石釉を厚く掛けて焼き上げます。鉄釉の化粧掛けが残されたところは鼠色に、掻き落とした絵柄は白抜きに浮かびあがります。
鉄釉や長石釉の加減とか窯内の条件などで、灰色なったり茶褐色の色合いになったりします。


加藤健 鼠志野徳利ぐい呑1.JPG加藤健 鼠志野徳利ぐい呑2.JPG加藤健 鼠志野徳利ぐい呑3.JPG
加藤健 鼠志野徳利ぐい呑4.JPG加藤健 鼠志野徳利ぐい呑5.JPG加藤健 鼠志野徳利ぐい呑6.JPG
加藤健 鼠志野徳利ぐい呑7.JPG

徳利  胴 8cm    高 14cm
ぐい呑 口 5.8cm   高 5cm


この鼠志野徳利とぐい呑は、ねずみ色の地に砂糖を溶かして掛けたような長石釉が流れ、掻き落としで描かれた蘭の葉がピンク色に発色して見えます。
器面は志野の見所の一つでもある柚子肌になっており、柔らかな美しい釉調になっております。
 底の高台は無く、べた底で安定感があり形もきれいです。主人は好んでこれで晩酌をして楽しんでおります。



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2006年07月08日

ブログお茶会

こんにちは。

今日は『陶の家 美釉』様主催のブログお茶会です。前回のブログ晩酌会がとても楽しい企画だったので、また参加させて頂きました。

お気に入りの作品でお茶を飲み、離れていても楽しい時間を共有しようという企画です。


ブログ茶会1.JPGブログ茶会2.JPGブログ茶会3.JPG
ブログ茶会4.JPGブログ茶会5.JPG

湯のみ茶碗
大嶋久興さんの鳴海織部

急須と湯冷まし、小皿
京焼とうあん

菓子鉢と銘々皿
小笠原長春さんの有田焼

大皿
桑原春吉さんの西山焼


お菓子は山形の名物「富貴豆」と抹茶羊羹です。
漬物も山形名物「晩菊」と大根を桜色に漬けた「さくら千枚」です。
いつもは雑然としているのですが、銘々盆に載せたので、なんとなく引き締まった感じになりました。

お茶会にあまり縁がないので、どうしようか色々考えたんですが、お気に入りの作品を使うと気分も盛り上がってきますね。

美釉さん楽しい企画ありがとうございます。

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2006年07月06日

五代走波 蕎麦猪口

こんばんは。

今日は五代走波さんの蕎麦猪口をご紹介します。
五代走波(佐藤走波)さんは、有田のなかでは異色の存在の方で、白く硬い印象の有田焼とは違って、少し厚手で素地の色合いにも特徴があります。 
佐藤走波さんは、「真っ白いのが嫌だった。あえて上・中・下のうち下の素材を使ってやってます。」と言っておりました。それが薄いブルーグレーの地の色となって、温かみが感じられるものになっております。


走波 蕎麦猪口1.JPG走波 蕎麦猪口2.JPG走波 蕎麦猪口3.JPG
走波 蕎麦猪口4.JPG走波 蕎麦猪口5.JPG走波 蕎麦猪口6.JPG
走波蕎麦猪口7.JPG

口径 7.5cm
高 6.5cm

この蕎麦猪口も、佐藤走波さんが作り上げてきた、独自の美の表現をされた温かみのある鍋島風の作品になっております。

佐藤走波さんの作品は、京風のやわらかさと、初期伊万里の素朴さ、豪快さを併せ持つと評されております。繊細な筆さばきと独特の絵付けに魅了されて虜になっているのは私ばかりでないと思うし、全国に根強い走波ファンが多いと思います。

五代走波さんは、平成15年に83歳で亡くなりました。


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2006年07月04日

矢部篤郎 窯変瓢徳利

こんばんは。

今日は矢部篤郎さんの窯変瓢徳利をご紹介します。

矢部さんは人間国宝・山本陶秀の三男として生まれますが、幼少時に母方の矢部家の養子となり、矢部姓を名乗っています。
轆轤(ロクロ)技術の見事さは、轆轤の名人で知られている父親譲りで、天性のものと衆目を集めている方です。


矢部篤郎 備前焼瓢徳利1.JPG矢部篤郎 備前焼瓢徳利2.JPG
矢部篤郎 備前焼瓢徳利3.JPG矢部篤郎 備前焼瓢徳利4.JPG

径(小) 4.5cm (大) 8cm
高 14cm

表は瓢の形をした「ボタモチ」の中に、渋めの茶の襷が景色になっておりますが、裏は炭化した黒い焦げです。
なんとなく作者の温厚そうな人柄が表れているようで、地味ですが好きな徳利です。

ボタモチとは、(牡丹餅と書きます。)
焼成時に作品の上にぐい呑みなどを置くことで、その部分が炎の陰になって丸い柄が出来るもので、その形が牡丹餅のようになることから名付けられました。現在では、耐火度の高い粘土を平たく煎餅状に造って、作品に載せて焼成することが多くなっております。その煎餅を「ボタ」と言うそうです。



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2006年07月03日

丹羽良知 色絵萩文銘々皿

こんばんは。

今日は丹羽良知(青龍窯)さんの色絵萩文銘々皿をご紹介します。
  
雪国・地元山形で生まれた平清水焼には、残雪釉と呼ばれる艶消しの白釉があります。釉薬の具合が墨絵のようなうつくしい濃淡を思わせる上品な色あいをしております。


丹羽良知青龍窯 萩文銘々皿1.JPG丹羽良知青龍窯 萩文銘々皿2.JPG
丹羽良知青龍窯 萩文銘々皿3.JPG丹羽良知青龍窯 萩門銘々皿4.JPG

横 15cm、縦 15cm
高 1.8cm



この色絵萩文銘々皿は、残雪釉で作られた銘々皿に色絵で萩文を描いたものです。艶消の渋いグレーをおびた白地に、萩の色絵が品よく映えていいなぁと思い購入したものですが、後日、丹羽良知さんが言うには、「残雪そのものが完成された作品なのですから、それに色絵を描くのは邪道と言うものなのだが」と、言われたときは、いいなぁと思って手に入れたものの、なんだかちょっぴりがっかりした事を覚えています。
それでも私にとっては、品のいい温もりと優しさのあるこの色絵萩文銘々皿は、好きなコレクションです。            



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2006年07月02日

黒岩卓実 織部片口鉢

こんにちは。

今日は黒岩卓実さんの織部片口鉢をご紹介します。

黒岩卓実さんは、「赤絵の黒岩」と言われているくらい赤絵で知られていますが、黒岩卓実さんの原点は織部なんだそうです。
黒岩卓実さんの個展会場は、「赤絵の赤」と「織部の緑」でいっぱいです。
対照的な色なのに、反発することなく、一つに溶け合って馴染んでいるから不思議です。使っている土が同じだからなのでしょうか、これぞ「土もの」の成せる技なのかと、見入ってしまいます。

黒岩卓実さんの作品は、轆轤で作ったものもないわけではありませんが、タタラ作りのものが主流のようです。(タタラ作りとは、土を薄く板状にして、その板状の土を使い成形するやり方です。)


黒岩卓タ 織部鉢1.JPG黒岩卓タ 織部鉢2.JPG黒岩卓タ 織部鉢3.JPG
黒岩卓タ 織部鉢4.JPG黒岩卓タ 織部鉢5.JPG黒岩卓タ 織部鉢6.JPG

 口径 17cm(横)×13cm(縦)
 高  7.5cm 

この五個の片口鉢を見ても、ひとつひとつが手作りのため、形が微妙に違っていて、絵柄も少しずつ違っています。そして内側の半身と、外側に掛けられた織部釉の大胆な流れもそれぞれ違っています。これまさしく、「世に一つと同じものがない。」と言う言葉がぴったりです。

何を盛ったら映えるのかと、使うのに難しそうですが、私は、あっさりとした「胡麻和え」とか「冷奴」とか 白いものが合うかなと思っております。  


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