2006年09月10日

青木龍山 黒天目酒器三点

こんにちは。

今日は青木龍山さんの黒天目酒器三点をご紹介します。

青木龍山さんといえば、やはり黒の天目。天目の技法を究め続けている陶芸家です。

「一口に言って、黒が好きだから、天目に入り黒に自分の方向を見出し、天目を志したんです。天目には格調、気品があり、たくましさ、強さがある。その辺に自分との結びつきを感じ、虜になってしまった。
天目にもいろいろありますが、私の天目は鉄が基本。黒だけではおもしろくないので、上に色の変化をちょっとつけてみました。鉄砂釉、銀砂釉、青釉で色の変化を試みています。」と話しております。

そして青木龍山さんは、「感動、リズムを感じたまま焼ものに映すんです。山のうねり、海の渦、しぶき、渚であったり、草花の可憐さなど自然界そのものです。私にとっては自然が師です。」と語っております。

天目は、釉薬を分厚くかけるため収縮率の違いから冷ますとき、ひびが入りやすく、冷却には大変な苦労が伴うそうです。


青木龍山黒天目酒器1.JPG青木龍山黒天目酒器2.JPG青木龍山黒天目酒器3.JPG
青木龍山黒天目酒器4.JPG青木龍山黒天目酒器5.JPG青木龍山黒天目酒器6.JPG
青木龍山黒天目酒器7.JPG青木龍山黒天目酒器8.JPG

黒天目渚文半酒器     
 徳利 胴径 7cm  高 13cm
 猪口 口径 5cm  高 4cm
黒天目梅文半酒器 
 徳利 胴径 6cm  高12cm
 猪口 口径 5cm  高 4cm
黒油滴天目ぐい呑
 口径 6.2cm   高 4.5cm


ここに紹介しました酒器三点は、黒天目に片方は渚文半酒器、もう一方は梅文半酒器です。ぐい呑は油滴天目です。
いずれも品格があり凛としているところが好きです。


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ラベル:有田焼

2006年01月27日

井上萬二 青白磁いちょう彫文鉢

今日は井上萬二さんの青白磁いちょう彫文鉢をご紹介します。
井上萬二さんの陶歴などはこちらです。

井上さんは白磁の神髄を求め続けた白磁の第1人者、ロクロ成形の名手として、平成7年に人間国宝に認定されました。「白磁の世界はごまかしの効かない『形そのものが文様』であり、一点の歪みも許されない。」と、自分を厳しく律している方です。

このいちょう彫文鉢は青白磁ですが、井上さんのこだわりが伝わってくる作品です。完全に計算された造形なのに、冷たい感じがせず、どこか柔らかで滑らかな印象を与えてくれます。

凛としていて軽やかな気分にさせてくれる作品です。


井〓ン二 青白・いちょう彫文鉢1.JPG井〓ン二 青白・いちょう彫文鉢2.JPG
井〓ン二 青白・いちょう彫文鉢3.JPG井〓ン二 青白・いちょう彫文鉢4.JPG



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2006年01月12日

青木龍山 黒天目渚銘々皿

今日は青木龍山さんの黒天目渚銘々皿をご紹介します。
青木龍山さんの陶歴などはこちらです。

有田焼というと白をベースにして染付けがされているイメージが強いと思われますが、青木さんの作品は黒です。「龍山の黒」言われるくらいです。黒が好きな理由はイキな色だからそうです。
個展もちょっと独特の雰囲気で、黒い作品ばかりを真っ黒の背景の中で展示しています。ここまで徹底されるとすごいです。作者の心意気が感じられてとても感心しました。

この作品は天目です。青木さんは天目にもこだわりを持っているようです。これは鉄の黒の上に鉄砂、銀砂で渚文を入れた作品です。見た瞬間「これはいいなぁ」と思い購入しました。

青木さんは最近文化勲章を受章しました。好きな作者さんが大きな賞を受賞することは大変うれしいことです。ただ、今や高価すぎて作品を購入できなくなってしまいました。


青木龍山 黒天目渚銘々皿1.JPG青木龍山 黒天目渚銘々皿2.JPG
青木龍山 黒天目渚銘々皿3.JPG青木龍山 黒天目渚銘々皿4.JPG
青木龍山 黒天目渚銘々皿5.JPG青木龍山 黒天目渚銘々皿6.JPG


※なかなか上手に天目を写すことが出来ませんね。3段目は外で雪の上で撮ってみました。うぅ寒かった〜。



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