2008年09月07日

山本壹楽 清水焼 金彩七宝文湯碗

山本壹楽さんは、平成二年に二代壹楽を襲名された方です。

作品には、すべて彫りが施されていて、それにより手に持った時、滑りにくく持ちやすくなっております。
彫りの上に描かれた文様は、独特な発色を見せ重厚な作風になっております。

壹楽には、こだわりがあります。
茶碗の縁に口紅が巻かれております。それがあることで器を引き締め絵柄も引き立って見えることになります。
見込みの中央には、壹楽の特徴でもある彫りによる線筋を入れてあります。
高台の仕上げにも、こだわってカンナで細かい段差を付けてあります。



壱楽P1010001.JPG壱楽P1010002.JPG壱楽P1010003.JPG
壱楽P1010004.JPG壱楽P1010005.JPG

口径 8.5cm
高  6cm



この湯飲み茶碗も、七宝文が緻密に描かれた上に、口紅、線筋があります。その手の込みようは一目で壹楽と分かります。

聞くところによると、清水焼の窯元の中で一番名前が通って高級な窯と言われているとか。

この湯飲み茶碗は、京焼の展示会で求めたものです。
展示会場を一回りして「これしかないでしょう!」と手に持ってしまいました。


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2008年06月22日

鈴木爽司 京焼 色絵山茶花文扁壷

こんにちは。


今日は鈴木爽司さんの京焼 色絵山茶花文扁壷をご紹介します。

鈴木爽司さんの作る扁壷は、独特の形をしております。 
洗練された美しい形の扁壷を見ているだけで楽しいし、心が満たされます。

壷や皿はほとんど紐造りの手捻りで作るそうです。

図柄は、花鳥画が主流で、季節ごとに咲く花や木々に宿る鳥をスケッチし、そのスケッチから文様を導き出すそうです。



鈴木爽司壷P1010001.JPG鈴木爽司壷P1010002.JPG
鈴木爽司壷P1010003.JPG鈴木爽司壷P1010004.JPG

胴径 21cm×15cm
高  25cm



この壷に描かれた山茶花も、現場に出てスケッチをし、絵にされたのでしょうか?
山茶花の花が生き生きと描写されていて、いかにも鈴木爽司さんらしいセンスに気が惹かれます。

山茶花は、花の無い時期に咲く耐寒性のある、椿に似た花です。
山茶花の花の咲くころ、この壷を愛でたいと思います。



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2007年04月29日

鈴木爽司 京焼 色絵金銀彩燕子花文湯呑

おはようございます。

今日は鈴木爽司さんの色絵金銀彩燕子花文湯呑をご紹介します。  
燕子花(かきつばた)と言えば、尾形光琳の名作「燕子花図」があまりにも有名です。光琳の「燕子花図」は、金箔地に群青と緑青だけを用いて燕子花の群生を描いております。

この湯呑も、銀彩と紫色の燕子花(かきつばた)、そして葉は金彩一色です。この湯呑を目にした瞬間、光琳の「燕子花図」が頭の中をよぎりました。


鈴木爽司 金銀彩燕子花文湯呑1.JPG鈴木爽司 金銀彩燕子花文湯呑2.JPG
鈴木爽司 金銀彩燕子花文湯呑3.JPG鈴木爽司 金銀彩燕子花文湯呑4.JPG

胴径 7.5cm
高  8cm


鈴木爽司さんの絵は、綿密なスケッチが基本になっているそうです。 絵付けは、線描きによる下書きをせず、直接、絵具や金銀彩を用いて油絵や日本画のように描くそうです。

この湯呑の絵を見ていると、それらの手法が理解出来るような気がします。鈴木爽司さんの豊な感性が伝わって来るような気がする好きな湯呑です。


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2007年04月16日

村田幸之介 京焼 雲錦フリーカップ

こんばんは。

今日は村田幸之介さんの京焼 雲錦フリーカップをご紹介します。

村田幸之介さんは、今は亡くなられた南画の大家、日本南画院理事初代村田幸之介氏の次男として生まれ、父の指導の下修業。
平成11年父没後二代目幸之介してと、陶房六齋幸之介窯を継承している方です。

このフリーカップは、初代が得意とした、水墨を主にして描く南画ではなく、綺麗な色絵です。




村田幸之介 フリーカップ1.JPG村田幸之介 フリーカップ2.JPG村田幸之介 フリーカップ3.JPG村田幸之介 フリーカップ4.JPG

口径 9.3cm
高  8.5cm



明るい黄色をバックに、春の桜と秋の紅葉と両方を描いており、季節に関係なく使えます。桜の花と紅葉を配した色絵を、紅葉の錦、 花の雲という意味から、雲錦と呼んでおります。

少し大きめのフリーカップなので、たっぷり量が入ります。モーニングコーヒーに丁度いいかなと思います。

一日の始まりに、これでモーニングコーヒーを飲めたら、その日一日が明るい気分でいられそうな、そんな感じです。

それに、もう一つ、このカップの良いところは、背が低く、太めに出来ているのでカップの中に手がすっぽり入り、底に指が届くため、とても洗い易いんです。

色といい、形といい、私的に気に入ってます。


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2007年04月07日

林小六 京焼 泥彩双耳椿飾壷

こんにちは。

今日は林小六さんの京焼 泥彩双耳椿飾壷をご紹介します。

林小六さんは、「闇の中に凛と咲く一輪の椿花に出会い、花の持つ生命力溢れる魅力に取り付かれ、花々を土肌に託し、透明な美しさ、力強さ、心の温もりを感じさせる存在感を求めつつ、制作しております。」とある本で語っておりました。


林小六 泥彩双耳飾壷1.JPG林小六 泥彩双耳飾壷2.JPG
林小六 泥彩双耳飾壷3.JPG林小六 泥彩双耳飾壷4.JPG

胴径 18cm
高  27cm

この作品を見たとき、まるで日本画を思わせるような一輪の白い椿花に、魂を奪われたような気持になり、完全に参ってしまいました。

泥彩に浮かびあがる、幻想的な椿花の白に、しばし見入ってしまいます。両脇についた可愛らしい双耳がこの壷のアクセントになっております。



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2007年03月07日

中山保夫 京小紋柄コーヒーカップ&ソーサー

おはようございます。

今日は中山保夫さんの京小紋柄コーヒーカップ&ソーサーをご紹介します。

中山保夫さんの作品は、日本の伝統意匠を洋食器に、うまく取り入れたものが多く、海外でも高い評価を受けており、気になっていました。




中山保夫 コーヒーカップ&ダーサー1.JPG中山保夫 コーヒーカップ&ダーサー2.JPG中山保夫 コーヒーカップ&ダーサー3.JPG
中山保夫 コーヒーカップ&ダーサー4.JPG中山保夫 コーヒーカップ&ダーサー5.JPG中山保夫 コーヒーカップ&ダーサー6.JPG

カップ 
 口径 6.8cm 持手含む 9cm  高 7cm
ソーサー
 径 14.5cm



このコーヒーカップとソーサーを目にしたとき、洋食器なのに和風を感じ、なんとも不思議な気持になり、しばし見とれてしまいました。

写真ではわかりにくいと思いますが、カップの側面は面取りをしてあり、ソーサーは菊花状になっております。取っては指が2本入るくらいの大きさなので、持ったとき安定感があり、飲みやすく出来ております。

なんと言っても、このハッとするような京小紋柄の文様がいいなぁ〜と思います。一日の終わりに、自分のためだけの、贅沢な一杯を、こんなカップで飲んでみたいと思うのですが。


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2007年02月18日

馬場京泉 銀モスク文カップ&ソーサー

こんばんは。

今日は馬場京泉さんの銀モスク文カップ&ソーサーをご紹介します。

私にとって、モスクと言えば「イスラム教会のドーム」「ブルーのタイル」というイメージがあります。
 
私は、この銀モスク文を見た時、モスクのドーム、そしてその天井や壁面に描かれた美しい文様、ブルーを基調にしたタイルの模様が頭に浮かびました。(これって もしかしたら、馬場京泉さんが意図したモスクとは違っていることを言っているのかも知れませんが)

中心から放射状に流れる模様に銀彩が施されており、それが、あたかもモスクの天井の絵を見ているかのように思わせるのかも知れません。
 


馬場京泉 銀モスク文カップ&ダーサー1.JPG馬場京泉 銀モスク文カップ&ダーサー2.JPG馬場京泉 銀モスク文カップ&ダーサー3.JPG
馬場京泉 銀モスク文カップ&ダーサー4.JPG馬場京泉 銀モスク文カップ&ダーサー5.JPG

カップ 
 口径 8cm 持手含む 10.5cm  高 6.5cm
ソーサー 
 口径 12.5cm  高 2.5cm


この銀モスク文カップ&ソーサーは、ずい分前に京都へ出張した折、目に留まり気に入って自分へのお土産と言い訳をしつつ、手にして帰ってきたものです。
 
銀彩が大分黒ずんできました。明るい銀色の派手さは無く、いぶし銀の渋さが又いい感じです。


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2006年11月15日

加藤雲泉 清水焼 赤絵唐草古代文鉢

おはようございます。

今日は加藤雲泉さんの赤絵唐草古代文鉢を紹介します。

加藤雲泉さんは、京焼の伝統を大切に守りながら、革新的な手法によって磁器の新しい世界を探求し続けている作家であると、あるリポートで読みました。

自分のテーマを「伝統の否定」と言い、「伝統は、守ることによって縛られるのではなく、いかに活かすかが重要だと考えているんです。」と加藤雲泉さんは語っているそうです。
加藤雲泉さんの食器作りのこだわりは、使い勝手は、実際に使ってみないと分からないから、実際に使ってみて、そこに改良を加えてから絵付けをして本焼きをしているんだそうです。

実際の使い勝手を試し、納得のいく、本当にいい食器を作り続けているところに、加藤雲泉さんの作家魂を感じます。



加藤雲泉 赤絵唐草古代文鉢1.JPG加藤雲泉 赤絵唐草古代文鉢2.JPG加藤雲泉 赤絵唐草古代文鉢3.JPG
加藤雲泉 赤絵唐草古代文鉢3.JPG加藤雲泉 赤絵唐草古代文鉢5.JPG加藤雲泉 赤絵唐草古代文鉢6.JPG

口径 13.5cm
高  4.8cm


この鉢は、欲しかった憧れの器です。
古代文を写し斬新な色使いで目を引きます。深さも使い勝手がよさそうで、料理を盛り付けるのが楽しくなりそうな鉢です。鉢の淵の赤絵も、加藤雲泉さんならではの、洗練された赤色です。呉須の青と黄色と地色の白とが相まって華やかさを出しております。
 
京焼の白は、有田焼や九谷焼などに比べると乳白色に近い色をしていると言われておりますが、加藤雲泉さんは、その京焼独特の白をとても大切にしているそうです。


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2006年09月12日

八木明 青白磁しのぎ湯のみ

こんばんは。

今日は八木明さんの青白磁しのぎ湯のみをご紹介します。

八木明さんは、京都陶芸界の重鎮故・八木一艸(いっそう)氏の孫で、そして、陶芸の世界にオブジェという考え方を導入した故・八木一夫氏の長男として生まれ、父のもとで修業し陶芸の道に入った方です。
現在「入れ子」シリーズを追及しながら、個展中心に活動されており、青白磁を極限まで追求した陶芸家として知られております。

最初の展示会を、土ものでやったところ、ピリッとしたものが好きな自分の制作方向と、なにかちょっと違うな、という感覚を味わい、自分そのものを表現する素材はなにか、というところに行きあたったそうで、そして、祖父(八木一艸)の残した中国陶磁の釉薬研究ノートとの出会いもあって、磁器を選んだそうです。


八木明 青白磁しのぎ湯のみ1.JPG八木明 青白磁しのぎ湯のみ2.JPG八木明 青白磁しのぎ湯のみ3.JPG
八木明 青白磁しのぎ湯のみ4.JPG八木明 青白磁しのぎ湯のみ5.JPG八木明 青白磁しのぎ湯のみ6.JPG

口径 8cm
高  7cm
 

この作品は、青白磁しのぎ湯のみです。端正な薄づくりですが、どこにも鋭利な感じがなく、むしろふくよかさを感じる湯のみです。光を映して、真珠色に輝く青白磁の美しさが見事です。そこに「八木の青白磁」といわれる所以があるのかも知れません。
 
私は、生地の装飾技法のなかで「しのぎ」が大好きです。
 


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ラベル:京焼
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2006年09月02日

清水六兵衛 清水焼 松の画徳利

こんにちは。

今日は清水六兵衛さんの松の画徳利をご紹介します。

京という都に育てられた、洗練された遊び心が伝わってきそうな、大胆な意匠になっている「松の画徳利」です。個性的なのは絵柄だけでなく、形もまた三方押しになっており、持ち手にやさしく、そして口作もハート形になっており注ぎ易くなっております。


清水六兵衛 松の画徳利1.JPG清水六兵衛 松の画徳利2.JPG清水六兵衛 松の画徳利3.JPG
清水六兵衛 松の画徳利4.JPG清水六兵衛 松の画徳利5.JPG清水六兵衛 松の画徳利6.JPG

<追加>
清水六兵衛 松の画徳利7.JPG

胴径 6cm
高  14cm

「よい趣味の、ほんとうにいい酒器を持つということは、人間性を豊かにし、洗練し、向上させることになる。酒器とは結局、それを使う人そのものの表現である。まさに[酒器は人なり]です。」と書いてあるのを物の本で読んだことがあります。
この徳利を目にしたとき、その言葉を思い出しました。
この徳利は、個性的な感覚を大事にする人にふさわしいのではと思いました。

まぁ、ごちゃごちゃ言うまでもなく、酒を飲むときばかりは、憂き世のことをさらりと忘れ、朗らかにやりたいものです。
酒に酔って、器に酔って、言うこと何もなしの心境です。


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2006年08月05日

伊藤昇峰 京焼 交趾宝づくし湯のみ茶碗

こんにちは。

今日は伊藤昇峰さんの交趾宝づくし湯のみ茶碗をご紹介します。

交趾は飴釉を用いた焼物で、おもに黄、緑、紫などの鮮やかな3色が使われ、黄色のものは黄交趾、緑色のものは緑交趾、紫色のものは紫交趾と呼ばれます。

これは、紫交趾湯のみ茶碗です。色鮮やかに宝づくし文様が描かれております。やさしい色合いの交趾と、三方を押して笑窪を三個作ってある形がかわいくて気に入っています。吉祥柄ですので、めでたい時に使いたいと思って手に入れたものです。


伊藤昇峰 交ち宝づくし湯のみ1.JPG伊藤昇峰 交ち宝づくし湯のみ2.JPG伊藤昇峰 交ち宝づくし湯のみ3.JPG
伊藤昇峰 交ち宝づくし湯のみ4.JPG伊藤昇峰 交ち宝づくし湯のみ5.JPG

口径 8.5cm
高 5cm


交趾釉は、模様を描いた時に釉が溶けて流れてしまうため、生地にイッチンで土手を作り、盛り上がった線の内側に色を塗って釉薬が混ざり合わないようにするそうです。

伊藤昇峰さんは、「交趾は少しの誤差でうまくいかない事が多い。難しいから面白い。」と言います。そして、たえず独創的な新技術を追及している方で「これからは新釉薬にも挑戦し、思い通りの色や形を表現したい。」と考えているそうです。


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2006年06月22日

水野春陽 清水焼 赤絵酒器揃

こんばんは。

今日は水野春陽さんの赤絵酒器揃をご紹介します。

この作品は3代春陽を継承した水野嘉夫さんの赤絵酒器揃になります。
赤絵のイメージは私の中ではどうしても温もりの色、暖かい色という感じがします。となると使う時期としてはやっぱり寒い時期となってしまうんです。私は北国在住なものですから「冬」器を選ぶ基準は暖かさになるんです。冬は手にも暖かく、目にも暖かい器を使いたいなぁなんて思ってます。


水野春陽 赤絵酒器揃1.JPG水野春陽 赤絵酒器揃2.JPG水野春陽 赤絵酒器揃3.JPG
水野春陽 赤絵酒器揃4.JPG水野春陽 赤絵酒器揃5.JPG水野春陽 赤絵酒器揃6.JPG

徳利 胴7cm、高さ12.5cm
杯 口6cm、高さ4cm


この酒器に描かれている絵は鳳凰でしょうか?徳利の口元に赤の花、そして器いっぱいに羽を広げた鳥が2羽赤と緑で描かれています。下部に明るい青色が使われておりそこになんだか清水焼らしさが感じられます。


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2006年05月29日

和泉良法 油滴天目徳利とぐい呑み

こんばんは。

今日は和泉良法さんの油滴天目徳利とぐい呑みをご紹介します。

和泉さんは京都のやきもの卸問屋に生まれて、絵付職人の手技や天目、青磁など多彩なやきものを見て育った環境もあって青磁、辰砂、天目、粉引、灰釉など幅広く何でもこなすことで知られています。

私は和泉さんの作る油滴天目が好きです。

油滴天目とは釉面にある斑点がまるで水に浮く油のように見えることから付いた名前です。焼成中に自然と表れる不思議な模様です。


和泉良法 油滴天目1.JPG和泉良法 油滴天目2.JPG和泉良法 油滴天目3.JPG
和泉良法 油滴天目4.JPG和泉良法 油滴天目5.JPG
和泉良法 辰砂6.JPG和泉良法 辰砂7.JPG

徳利 高さ13cm、径9cm
ぐい呑み 高さ3.8cm 径8.5cm


この徳利は黒釉に茶色の斑点が浮かんでいる油滴天目です。
口元は鉄釉の茶色です。口元から胴にかけて一面に散る茶色の斑点が夜空の星のようです。一部に青い縦縞の線が窯変となって現れています。
底辺では黒釉が切れ素地が見えます。釉切れの部分には釉溜まりが生じており景色になっております。
ぐい呑みは鮮紅色の辰砂です。赤がとっても綺麗です。



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2006年05月27日

瑞古窯 花鳥祥瑞蓋付小鉢

こんにちは。

今日は瑞古窯の花鳥祥瑞蓋付小鉢をご紹介します。

この作品は絵柄全体が少し濃い色の呉須で埋め尽くされているため、白い部分が極端に少なく感じます。なんと言いますか京焼らしい趣を感じさせてくれる作品です。
呉須で緻密に描かれた花鳥と祥瑞が見事で「手書き祥瑞とはこういうものだ」と器が誇らしげ言ってる様な感じさえします。
呉須の色って各窯元によって微妙に違う色をしているそうです。すごい人だと見るだけで窯元がわかるそうです。。。すごいですね。
瑞古窯の呉須は静かに澄んで落ち着いた、少し濃い藍青色をしていると思います。


瑞古 清水焼1.JPG瑞古 清水焼2.JPG瑞古 清水焼3.JPG

高さ6.5cm 径10.5cm



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2006年05月18日

鈴木爽司 色絵金銀彩徳利と盃

こんばんは。

今日は鈴木爽司さんの色絵金銀彩徳利と盃をご紹介します。

京都に生まれ育った鈴木爽司さんは日本の四季の美しさを鳥と花によってその作品の中に描き続けています。描かれる鳥や花はすべてスケッチと目に焼け付けた記憶によるもので写真などは利用しないようです。
ロクロを使わず、すべて手びねりで形成し、はじめは電気窯で焼き900度くらいから薪を入れて焼き薪の味わいが出るようにしているそうです。絵付け後はまた電気窯で焼くそうです。これを実現できるように電気・薪併用窯を改良したそうです。

鈴木爽司 色絵金銀彩徳利と盃1.JPG鈴木爽司 色絵金銀彩徳利と盃2.JPG鈴木爽司 色絵金銀彩徳利と盃3.JPG

徳利 径9センチ 高さ13センチ  
盃 径6センチ 高さ6.5センチ

この徳利は「色絵金銀彩草花に柄長鳥の図」です。盃は「色絵金銀彩川蝉の図」です。どちらも長石釉の上に色絵金銀彩で器いっぱいに草花と鳥が描かれています。
徳利の青い実と盃の川蝉のコバルト色が目を惹きますね。草花は色の組み合わせで描かれていますが、全然うるさい感じがしないのが鈴木さんの色使いの上手さだと思います。

この作品を個展で初めて見たときは金と銀が派手かなと思ったんですが、その後やっぱり気になって鈴木さんにお願いして作ってもらいました。なかなか使えずお正月の床飾りとして楽しんでいます。
とても見栄えのある徳利と盃です。


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2006年04月29日

京泉窯 染付山水図深皿

こんにちは。

今日は京泉窯の染付山水図深皿をご紹介します。

京泉窯は染付けを中心に磁彩、金彩、赤絵など多彩な技法で割烹食器、家庭食器、茶華道用具品などを製作されています。

京泉窯 染付山水図深皿1.JPG京泉窯 染付山水図深皿2.JPG
京泉窯 染付山水図深皿3.JPG京泉窯 染付山水図深皿4.JPG

直径15.5cm 高さ4cm



この皿は5角形の角の先をつまみ5枚の花びらを思わせるような形をしています。
絵付けは呉須染付で山水図」を全体に描き5枚の花びらには赤絵と染付絵変わり花文を丁寧に描いてあります。

ところで京焼と有田焼は良く似ているといわれますが、磁器の色の白さが違っていて京焼のほうが微妙にグレーがかってるそうです。


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2006年04月14日

加藤利昌 清水焼 花鳥文祥瑞酒器

こんばんは。今日は加藤利昌さんの花鳥文祥瑞酒器をご紹介します。

この作品はまず鮮明な青色の発色が目を惹きます。それに念入りで緻密な絵付けをしていて呉須の色合いも柔らかです。
形はふっくらとしたふくよかな瓢形でちょっと愛嬌があるように思えます。
お酒を注ぐ時もトクトクトクっといい音を出すので、なんだかお酒がおいしく感じられます。


加藤利昌 花鳥文祥瑞酒器1.JPG加藤利昌 花鳥文祥瑞酒器2.JPG
加藤利昌 花鳥文祥瑞酒器3.JPG加藤利昌 花鳥文祥瑞酒器4.JPG


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2006年04月10日

大野瑞昭 京焼 菱小紋小鉢

こんばんは。今日は大野瑞昭さんの菱小紋小鉢をご紹介します。

大野瑞昭さんは2代目瑞昭の次女として生まれ、お父さんに師事しお父さんが亡くなられた後、3代目瑞昭を継がれた女性作家さんです。

瑞昭さんは昔からあるような落ち着いた味わい深い器は作れないかと試行錯誤して、生地は半磁器、呉須は天然呉須を使うことで、独特の雰囲気を持つ器を作られました。

大野瑞昭 菱小紋小鉢1.JPG大野瑞昭 菱小紋小鉢2.JPG大野瑞昭 菱小紋小鉢3.JPG


この鉢も研究の末出来た生地の上に菱形を組み合わせた模様を、金、赤、緑、黒で描いています。
女性らしい色使いと柔らかな線で現代的な印象も感じます。内側にも呉須でびっしりと菱形模様が描かれています。(内側にもびっしり描くことは瑞昭さんの定番として知られています)
形も安定感があって使い勝手もいい小鉢です。


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