2009年03月15日

兼田昌尚 刳貫徳利

兼田昌尚さんの刳貫徳利です。

粘土のかたまりの内側をくりぬいて作られた「刳貫」技法の徳利です。
轆轤では表現出来ない大胆な形をしており、かなり存在感があります。

 萩焼と言えば、「柔らかい」とか「優しい」という印象がありますが、兼田昌尚さんの萩焼は「力強い」とか「迫力」とかの言葉が合いそうな感じがする。と以前ぐい呑を紹介したことがありましたが、この徳利も削り取って出来た稜線が、力強く、見る者に迫力を感じさせます。(写真では、いまいち迫力に欠けますが、目の前にすると圧倒されます。)



.兼田昌尚萩刳貫徳利2.JPG兼田昌尚萩刳貫徳利3.JPG
兼田昌尚萩刳貫徳利4.JPG兼田昌尚萩刳貫徳利5.JPG

  口径 4.5cm
  胴径 9cm
  高  14cm


表面は萩焼の特徴である白い釉薬をどっぷり掛けてあります。
片面の肌には、ほんのりとラベンダー色の窯変が浮かぶ。
そこに艶っぽさを感じて、見た瞬間心が動かされ手にした徳利です。

この徳利は、口元がかなり広く出来ており、豪快に酒を呑めそうで、酒豪向けかな?

気に入りの酒器で、独り酒を呑む。
「いいもんだなあ。独り酒とは」と至福の時間に浸りながら。
こんな夜は、つまみなど何もなくともいい。などと思いつつ妄想にふけながら呑む。
「こういうのもいいなあ」 と。


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2007年06月03日

兼田昌尚 萩焼 萩刳貫ぐい呑

こんにちは。

今日は兼田昌尚さんの萩焼 萩刳貫ぐい呑をご紹介します。

兼田昌尚さんが語っていた、とても印象的な言葉があります。
「[自分の求める造形]と[土が成りたがる形]がせめぎ合い、そして作品は出来上がっていきます。」という言葉。

それを聞いて以来、兼田昌尚さんの作品が気になって仕方がありません。兼田昌尚さんの作品を目の前にすると、[せめぎ合いねぇ]と見入ってしまいます。

そうして見ると、このぐい呑も[せめぎ合]の末、生まれたのかと兼田昌尚さんが語った印象的な言葉を思い出しては、じぃーっと見つめております。



兼田昌尚 萩刳貫ぐい呑1.JPG兼田昌尚 萩刳貫ぐい呑2.JPG兼田昌尚 萩刳貫ぐい呑3.JPG
兼田昌尚 萩刳貫ぐい呑4.JPG兼田昌尚 萩刳貫ぐい呑5.JPG

口径 5.5cm
高  6.5cm


ほんのりラベンダー色に染めた窯変が、どこか恥じらいにも似て、いじらしくも感じます。


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2007年05月20日

兼田昌尚 萩焼 白釉窯変刳貫ぐい呑

こんにちは。

今日は兼田昌尚さんの萩焼 白釉窯変刳貫ぐい呑をご紹介します。

「刳貫(くりぬき)」 とは、粘土のかたまりをくりぬいて作る技法です。

兼田昌尚さんの作品は、ロクロで形を作り出すのではなく、粘土の塊の内側をダイナミックに刳りぬき、外側も豪快に面取りし、成型した後に、萩焼の特徴である白い釉薬を豪快にどっぷり掛けてあります。

兼田昌尚さんは、伝統的な萩焼の技術を踏まえながら、それまでの萩焼とは全く違う手法で独自の世界を切り開いてきた作家です。
萩焼と言えば、「柔らかい」とか「優しい」という印象がありますが、兼田昌尚さんの萩焼は「力強い」とか「迫力」とかの言葉が合いそうな感じがします。

そうして出来た作品に、力強いエネルギーを感じて、虜になったファンは多く、コレクターが多いのもうなずけるような気がします。


兼田昌尚 白釉窯変刳貫ぐい呑1.JPG兼田昌尚 白釉窯変刳貫ぐい呑2.JPG
兼田昌尚 白釉窯変刳貫ぐい呑3.JPG兼田昌尚 白釉窯変刳貫ぐい呑4.JPG

口径 6cm
高  6.5cm


このぐい呑も、粘土を刳り貫いて、削り取って出来た形に、釉薬をたっぷり掛けてあります。
炎の力で出来た窯変で、白い釉薬は、ラベンダー色の美しい肌に、姿を変えております。

これを目の前にした時は、その迫力のある形に圧倒され、思わず目を見張りました。
私の思っていた萩焼とは全く違う作りに、強い衝撃を受けたのを覚えております。



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