2007年01月02日

桑原春吉 西山焼 掛け残し皿

あけましておめでとうございます。

今日は桑原春吉さんの掛け残し皿をご紹介します。

桑原春吉さんは、平成3、4年と二年続けてドイツ芸術アカデミーの招待で、作品を展示しました。

「渋い」という表現のない当地の新聞は「不思議な魅力」と、作品を評したそうです。磁器に慣れている人々には、同じ土、釉が炎によってさまざまに変わる土ものは、理解し難いものだったのかも知れません。

桑原春吉の作品を見ると「計算しきれない。焼いてみないと分からない。自然界の偶然性によるところのものが多い。」と常々言っていることが、分かるような気がします。



桑原春吉 掛け残し皿1.JPG桑原春吉 掛け残し皿2.JPG桑原春吉 掛け残し皿3.JPG
桑原春吉 掛け残し皿4.JPG桑原春吉 掛け残し皿5.JPG桑原春吉 掛け残し皿6.JPG

径 14cm 
高 4.5cm


この皿は、一部に釉を掛けない所をつくってあり、その掛け残しの部分が見せ場となっております。
薄く掛けられた釉が、炎により桜色に発色した、きれいな皿です。


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2006年12月21日

桑原春吉 西山焼 焼締大鉢

こんばんは。

今日は桑原春吉さんの焼締大鉢をご照会します。

この大鉢は、地元西川町の土で形成し、岩石を砕いて作った釉で、勢いよく一刷毛塗ってアクセントを入れ、そして焼締めたものです。
 
西川町の土は、窯に入れると火に弱く、高温で焼くと、すぐ割れてしまったり、へたってしまったりして物にならないそうです。神経を使って焼締められた作品は、土味が出ていて温かい感じがします。



桑原春吉 焼締大鉢1.JPG桑原春吉 焼締大鉢2.JPG
桑原春吉 焼締大鉢3.JPG桑原春吉 焼締大鉢4.JPG

径 34cm×22cm  
高 7.5cm


アクセントに入れた一刷毛も、窯の炎を経て、赤みをおびた不思議な色に変化し、見る人の目を惹きつけます。

形は、大胆に2方を押して、桑原春吉さん特有の遊びを見せており、目にした瞬間、気持をつかまれてしまいました。


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2006年11月13日

桑原春吉 西山焼 木灰釉蓋付茶碗

おはようございます。

今日は桑原春吉さんの木灰釉蓋付茶碗をご紹介します。

木灰釉は、樹木や樹皮を燃やした後に残る木灰などの天然の灰を原料にしたものです。天然の灰だけなので、ほんの少しの釉薬の濃度違いでいろんな変化が現われると言われております。ほんの少しの温度の差で釉薬の溶け具合が、まるで別の釉薬を掛けたかのように違うものになるそうです。

灰は窯の温度が1200度以上にならないと溶けないので、高温度釉と呼ばれています。



桑原春吉 蓋付茶碗1.JPG桑原春吉 蓋付茶碗2.JPG
桑原春吉 蓋付茶碗3.JPG桑原春吉 蓋付茶碗4.JPG

口径 10cm
高  6cm  蓋含む 8.5cm


この蓋付茶碗は、木灰釉で作られております。
解体した建物の木材を灰にして作ったものだと言っておりました。
炎の成せる技でしょうか、炎の当たり具合で灰が溶けて流れ、大きな見せ場を作っております。茶碗の見込みには、刷毛で、ねずみ色をひと塗りし、アクセントをつけております。
ぽってりした丸みのあるフォルムが手のひらにしっくりとなじみます。

素朴でほのぼのとするこの茶碗で、栗ごはんなどをいただいたら、さぞかし美味しいでしょうね!

蓋ものというのは何故か、蓋を開けるときにわくわくするものです。
蓋を開けたときの笑顔をみるのが楽しくて、私は好きです。



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2006年08月10日

桑原春吉 西山焼大鉢

こんばんは。

今日は桑原春吉さんの西山焼大鉢をご紹介します。

桑原春吉さんは、西山焼の土に合う釉を求めて、近くの山に入り岩石を探すそうです。岩石を砕いて白釉を作り、その白釉を塗ったり掛けたりした作品は、赤松の炎をかぶり様々な変化を見せてくれます。
桑原春吉さんの窯は、直径二メートルもないくらいで、中は大人がかがんでやっと入れるような大きさの窯が三つ並んでいます。こんな小さな窯から見事な大作が出来るとはとても信じられない話です。


桑原春吉 西山焼大鉢1.JPG桑原春吉 西山焼大鉢2.JPG桑原春吉 西山焼大鉢3.JPG

口径 34cm
高 9cm

これは、かなり大きな鉢です。器全体に薄く掛けられた釉がピンク色に発色し、その上に二本の白釉を一気に流し掛けしてあります。大胆な中にもやさしい感じがするのは、ピンクに白だからそう思わせるのかもしれません。このピンクの色がよくて、見た瞬間欲しいと思った鉢です。
いいと思ったのは、色だけでなく、形も二方押しで、押すことによって目に強くない形になり、大作を目の前にした時の緊張感を和らげてくれているような気がします。その辺に作者の気持ちが表れているようで心が動かされます。



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2006年07月16日

桑原春吉 西山焼 小鉢

こんにちは。

今日は桑原春吉さんの西山焼 小鉢をご紹介します。

「窯は、湿度、温度など季節によって、炎の調子が変わるので、計算しきれない。焼いてみないと分からない部分が多い。ここ西川町の土は面白い土でいろんな表情を出してくれる。」と桑原春吉さんは言います。

桑原春吉 西山焼小鉢1 .JPG桑原春吉 西山焼小鉢2.JPG桑原春吉 西山焼小鉢3.JPG
桑原春吉 西山焼小鉢4.JPG桑原春吉 西山焼小鉢5.JPG桑原春吉 西山焼小鉢6.JPG

口径 10cm
高 5cm

この小鉢も、西川町の同じ土、西川町の岩石を砕いて作る同じ釉、そして同じ場所に窯詰めしても、炎かぶりで様々に変わっています。

形成後、乾燥のために並べてあるのを見ると、みな同じようなものだったのに、焼成されて窯から出てきたものが、ひとつひとつがこれほど違って出来てくるとは、びっくりさせられます。
そこには、桑原春吉さんが言うように計算しきれない偶然の力があると言うことなのでしょうか?

西山焼の大きな魅力がそこにあるような気がします。
西山陶土の独特な土味と、素朴な作者の性格が一つに融合し、て出来る作品は渋みを帯びて、いかにも味わい深いものになっており、私は大好きです。


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2006年06月21日

桑原春吉 西山焼 茶器揃と茶入れ

こんばんは。

今日は桑原春吉さんの西山焼 茶器揃と茶入れをご紹介します。

桑原春吉さんは霊峰・月山の懐にある西川町の地元の土の味わいに、頑固なまでにこだわり続けて西山焼を作っている作家です。

「窯にいれると火に弱くすぐ割れたり、粘り上げると腰が弱かったり、土にはそれぞれ特徴があり、その弱点を補うために他の土とブレンドする例が多いが、私はあくまでも西川町のここの土だけを使っている。もっと作り易い土もあるが、‶土もの″と言われる作品には、最高の土です。」とのことです。

西山焼 茶入れ1.JPG西山焼 茶入れ3.JPG西焼焼 茶いれ2.JPG

茶入 口径10cm、高10cm


西山焼 茶器揃1.JPG西山焼 茶器揃2.JPG西山焼 茶器揃3.JPG
西山焼 茶器揃4.JPG西山焼 茶器揃5.JPG

宝瓶 口 6cm、胴8cm、最長(胴+注ぎ口)10cm
湯さまし 11cm×12cm
湯のみ茶碗 口径 6.5cm 高 7cm


この茶器揃は、ほぼ同じような色合いをしておりますが、湯さましが火のかぶり具合で、色が変わっております。
宝瓶の姿がなんとも魅力的で、そして茶入がまた見事で、すっかり虜になっております。




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2006年01月04日

桑原春吉 大皿

今日は桑原春吉さんの大皿をご紹介します。
桑原春吉さんの陶歴などはこちらです。

桑原さんの作品は5作目ですね。この大皿もなんだか心が惹きつけられる素晴らしいもので、陶土の濃い茶に大胆な白釉がなんとも見事です。陶土の色合いとしては以前紹介した白釉角深鉢に似ています。西山焼はこの陶土の色合いと素朴な作りが魅力的ですね


桑原春吉 大皿1.JPG桑原春吉 大皿2.JPG桑原春吉 大皿3.JPG



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2005年12月20日

桑原春吉 白釉大鉢

今日は桑原春吉さんの白釉大鉢をご紹介します。
桑原春吉さんの陶歴などはこちらです。

桑原さんの作品は4作目ですね。西山焼は知名度こそ高くありませんが、私が今一番ハマってる焼き物です。

この作品は白釉の流れが雄大で気に入ってます。私にはなんとなく葛飾北斎の富嶽三十六景の波に似てる気がします。これに水を浸すとなんとも言えないしっとり感が出て、地肌がはっきり表れた上に、白釉の部分が盛り上がってきて、一層迫力が増しますよ。



桑原春吉 白舫大鉢1.JPG桑原春吉 白舫大鉢2.JPG桑原春吉 白舫大鉢3.JPG



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2005年12月06日

桑原春吉 六寸鉢

今日は桑原春吉さんの六寸鉢をご紹介します。
桑原春吉さんの陶歴などはこちらです。

この作品は六枚とも出来た色合いが違うため別々のように見えますが、穴窯に一緒に詰めて薪で焼いたものだそうです。火のあたり具合でこれくらい色が変わるものなんですね。

「2度と同じものができない」といった感じの火の魅力ですね。

よく見ると雨漏りが出来てます。
雨漏りとは使い込むに従って器の肌に水分が染み込んで出来るのだそうです。ポツポツと雨が滲み出たような景色が現れてくるのを数奇者達は雨漏りと呼んで愛玩したということです。


桑原 六寸鉢1.JPG桑原 六寸鉢2.JPG桑原 六寸鉢3.JPG
桑原 六寸鉢4.JPG桑原 六寸鉢5.JPG桑原 六寸鉢6.JPG



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2005年11月28日

桑原春吉 白釉角深鉢

今日は桑原春吉さんの白釉角深鉢をご紹介します。
桑原春吉さんの作品は2作品目になりますね。
桑原春吉さんの陶歴などはこちらです。

この大きな鉢に、庭のもみじの一枝を置いて、ほんのちょっとの料理を盛り付けて出したら
どんな風になるのだろう?と見ているうちにいろんなことが頭をよぎりました。

あーしたいなぁ、こうしたいなぁなどと考えてると、どうしてもほしくなってしまい手に入れました。

この鉢と一緒なら、例え盛り付けたものが漬物でも、きっと感慨深いものになるのではないでしょうか?


白釉角深鉢1白釉角深鉢2
白釉角深鉢3白釉角深鉢4


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2005年11月22日

桑原春吉  白釉鉢

桑原春吉さんは私が今一番はまっている陶芸家です。
桑原春吉さんの陶歴などはこちらです。

知ってる人は少ないと思いますが、これが山形の西山焼です。

西山陶土の独特の土味と作者の素朴な性格がよく融合していて、とても味わい深い作品です。
この鉢の素朴さがなんとも言えない魅力があると思いませんか?



春吉 白舫鉢1.JPG春吉 白舫鉢2.JPG春吉 白舫鉢3.JPG



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