2007年04月29日

鈴木爽司 京焼 色絵金銀彩燕子花文湯呑

おはようございます。

今日は鈴木爽司さんの色絵金銀彩燕子花文湯呑をご紹介します。  
燕子花(かきつばた)と言えば、尾形光琳の名作「燕子花図」があまりにも有名です。光琳の「燕子花図」は、金箔地に群青と緑青だけを用いて燕子花の群生を描いております。

この湯呑も、銀彩と紫色の燕子花(かきつばた)、そして葉は金彩一色です。この湯呑を目にした瞬間、光琳の「燕子花図」が頭の中をよぎりました。


鈴木爽司 金銀彩燕子花文湯呑1.JPG鈴木爽司 金銀彩燕子花文湯呑2.JPG
鈴木爽司 金銀彩燕子花文湯呑3.JPG鈴木爽司 金銀彩燕子花文湯呑4.JPG

胴径 7.5cm
高  8cm


鈴木爽司さんの絵は、綿密なスケッチが基本になっているそうです。 絵付けは、線描きによる下書きをせず、直接、絵具や金銀彩を用いて油絵や日本画のように描くそうです。

この湯呑の絵を見ていると、それらの手法が理解出来るような気がします。鈴木爽司さんの豊な感性が伝わって来るような気がする好きな湯呑です。


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2007年04月22日

畑石眞嗣 伊万里焼 色鍋島大盃

おはようございます。

今日は畑石眞嗣さんの色鍋島大盃をご紹介します。

鍋島藩の高い技を受け継いだ畑石眞嗣さんは、伝統を生かしながら独自の技法を取り入れ、現代の生活スタイルに合った、新しい色鍋島を作り続けております。

畑石眞嗣さんは、鍋島の「品格」を出すため、作品は薄手に仕上げ、伝統文様を取り入れた絵柄はすべて手描き。彩色に濃淡をつけて奥行きを出しているそうです。
 
「心を込めた製品は、どんな時代でも消費者の心に響き、きちんと理解してもらえる。」と当初、箱に「心を込めて」の言葉を書いて消費者へのメッセージとしたそうです。
  


畑石眞嗣 色鍋島大盃1.JPG畑石眞嗣 色鍋島大盃2.JPG畑石眞嗣 色鍋島大盃3.JPG
畑石眞嗣 色鍋島大盃4.JPG畑石眞嗣 色鍋島大盃5.JPG畑石眞嗣 色鍋島大盃6.JPG
畑石眞嗣 色鍋島大盃7.JPG畑石眞嗣 色鍋島大盃8.JPG

口径 9.3cm
高  3cm


これを見ていると、「心を込めて」の思いが、具体的な形になっているような気がして、作品に対する畑石眞嗣さんの心意気が伝わってくる感じがします。

これは緻密で華麗な色鍋島文様の大盃です。
格調高く、研ぎ澄まされた美しさは鍋島特有のものです。

裏文様、高台まわりの櫛目文も、手のこんだ見事なものです。



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2007年04月16日

村田幸之介 京焼 雲錦フリーカップ

こんばんは。

今日は村田幸之介さんの京焼 雲錦フリーカップをご紹介します。

村田幸之介さんは、今は亡くなられた南画の大家、日本南画院理事初代村田幸之介氏の次男として生まれ、父の指導の下修業。
平成11年父没後二代目幸之介してと、陶房六齋幸之介窯を継承している方です。

このフリーカップは、初代が得意とした、水墨を主にして描く南画ではなく、綺麗な色絵です。




村田幸之介 フリーカップ1.JPG村田幸之介 フリーカップ2.JPG村田幸之介 フリーカップ3.JPG村田幸之介 フリーカップ4.JPG

口径 9.3cm
高  8.5cm



明るい黄色をバックに、春の桜と秋の紅葉と両方を描いており、季節に関係なく使えます。桜の花と紅葉を配した色絵を、紅葉の錦、 花の雲という意味から、雲錦と呼んでおります。

少し大きめのフリーカップなので、たっぷり量が入ります。モーニングコーヒーに丁度いいかなと思います。

一日の始まりに、これでモーニングコーヒーを飲めたら、その日一日が明るい気分でいられそうな、そんな感じです。

それに、もう一つ、このカップの良いところは、背が低く、太めに出来ているのでカップの中に手がすっぽり入り、底に指が届くため、とても洗い易いんです。

色といい、形といい、私的に気に入ってます。


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2007年04月12日

加藤委(つぶさ) 青白磁ぐい呑

こんばんは。

今日は加藤委(つぶさ)さんの青白磁ぐい呑をご紹介します。

青白磁と言えば、澄みわたった秋空のような青色。
ひんやりと冷たそうで、それでいて、どこか温かみのある上品な色合いです。
 
加藤委さんの作品は、大胆さと繊細さを併せ持っており、そしてシャープな形が見る人を虜にします。



加藤委 青白磁ぐい呑1.JPG加藤委 青白磁ぐい呑2.JPG加藤委 青白磁ぐい呑3.JPG
加藤委 青白磁ぐい呑4.JPG加藤委 青白磁ぐい呑5.JPG

口径 7cm
胴径 8.5cm
高  5.5cm


この青白磁ぐい呑も、吸い込まれそうな淡い青で透明感があります。高台の白と、たっぷりかかった釉薬の美しい水色が、清涼感溢れ、お酒が綺麗に映ります。

薄作りの器に、たっぷりとかかった釉薬の垂れ具合がすごくいい。下まで落ちる寸前で溜まる釉薬が見せ場になっております。
見込みに溜まった釉薬が、まるで水溜まりのように見えます。

写真の撮り方が下手で、透き通るような青白磁の色を写し出せないのが残念です。
高台を上にして写している写真が、実物に一番近い色です。



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2007年04月07日

林小六 京焼 泥彩双耳椿飾壷

こんにちは。

今日は林小六さんの京焼 泥彩双耳椿飾壷をご紹介します。

林小六さんは、「闇の中に凛と咲く一輪の椿花に出会い、花の持つ生命力溢れる魅力に取り付かれ、花々を土肌に託し、透明な美しさ、力強さ、心の温もりを感じさせる存在感を求めつつ、制作しております。」とある本で語っておりました。


林小六 泥彩双耳飾壷1.JPG林小六 泥彩双耳飾壷2.JPG
林小六 泥彩双耳飾壷3.JPG林小六 泥彩双耳飾壷4.JPG

胴径 18cm
高  27cm

この作品を見たとき、まるで日本画を思わせるような一輪の白い椿花に、魂を奪われたような気持になり、完全に参ってしまいました。

泥彩に浮かびあがる、幻想的な椿花の白に、しばし見入ってしまいます。両脇についた可愛らしい双耳がこの壷のアクセントになっております。



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2007年03月31日

隠崎隆一 備前焼 白釉皿

こんにちは。

今日は隠崎隆一さんの備前焼 白釉皿をご紹介します。

隠崎隆一さんの器を見ていると、つくづく思うことがあります。
器が先か、料理が先か・・・と。

山形に、いなせな兄弟がやっている、ちょっと知られたお寿司屋さんがあります。その寿司屋さんで使っている器のほとんどが、人気絶頂の個性派作家のものが多く、行く度に器談義に花を咲かせて楽しんで来ます。
 
この隠崎隆一さんの白釉皿は、その寿司屋で使っていた器と同じ形のものです。



隠崎隆一 白釉皿1.JPG隠崎隆一 白釉皿2.JPG
隠崎隆一 白釉皿3.JPG隠崎隆一 白釉皿4.JPG

径 25cm × 24cm
高 5.5cm

 
その時の白釉皿使いは、あっさりした盛り方でしたが、料理は器を生かし、器は料理を生かし「なんと素敵なんでしょう!」と魅了され、どうしても欲しい病に取り付かれてしまい手に入れました。
 
強烈なインパクトのある作品を発表し続ける隠崎隆一さんには、今、目を離せません。


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2007年03月25日

ナルミ ティーカップ&ソーサー

こんにちは。

今日はナルミのティーカップ&ソーサーをご紹介します。

ゆったりと流れる時に身をまかせ「色、香り、味」を楽しむティータイム。「カップは使いやすければいい。」というのは夢のない話。もちろんそれも大切だけど、私は夢のある心楽しいカップでムードを楽しみながら、ひと時を過ごしたい。

そんなことを考えて選んだのがこのカップです。



ナルミ ティーカップ&ダーサー1.JPGナルミ ティーカップ&ダーサー2.JPG
ナルミ ティーカップ&ダーサー3.JPGナルミ ティーカップ&ダーサー4.JPG

カップ 
 口径 10cm  持手含む 12.5cm  高 6.3cm
ソーサー
 径 16cm



青の色がしっかり出ているのと、おしどりの絵柄と色使いにグッとくるものがあって、「いいなぁ〜」こんなのでゆったり紅茶を楽しみたい。と、湯気のたちのぼるカップを手に“いい時間”を過ごせたら、心癒されるだろうなぁ〜と思いつつ、実はまだ一度もこのカップで紅茶を味わったことがありません。

日日、せかせかと過ごす私には、ゆっくり時間をかけて「色、香り、味」を楽しみながら、一杯の紅茶を飲むだけの気持のゆとりがないのです。


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2007年03月21日

高橋楽斎 信楽焼 透かし向付

こんにちは。

今日は高橋楽斎さんの信楽焼 透かし向付をご紹介します。

信楽焼は、焼締めた明るい土色の肌にプツプツ吹き出る長石の白い粒が特徴であり、それが信楽焼の魅力と味わいになっております。

六古窯のひとつに数えられ、伝統を守りぬく信楽焼は、一見素朴な感じですが、その素朴な美と温もりには、ひとたび出あえば虜になってしまいます。

素朴でおおらかな美しさは、茶人たちに愛され、桃山期には茶陶信楽として一世を風靡しました。




高橋楽斎 信楽焼透かし向付1.JPG高橋楽斎 信楽焼透かし向付2.JPG高橋楽斎 信楽焼透かし向付3.JPG
高橋楽斎 信楽焼透かし向付4.JPG高橋楽斎 信楽焼透かし向付5.JPG高橋楽斎 信楽焼透かし向付6.JPG

口径 14cm
高  6.5cm


この向付も、白い粒が吹き出した赤褐色の土肌です。そこに透かし模様が入っており軽やかな感じになっております。

作者は茶陶として作られたものだと思いますが、私は汁の少ないものを盛り付けて日常使いにしております。

高橋楽斎さんは、江戸時代から続く楽斎窯四代窯元で、信楽近代の名工・三代高橋楽斎に師事し、昭和51年四代を襲名された方です。海外で個展を開くなどし、幅広く活躍されている方です。


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